2020.03.19 Thursday

ハヴ・ア・グレイト・サンデー

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    おはようございます、Ticoです。

    今朝もイイ天気ーと思っていたらなんか天気が崩れるそうで、ありゃりゃ。

    まあ午前中は部屋の空気の入れ替えできますかね

    たしかに春なんだなあと思います。

     

     

    さて、本日はコミックスのレビュー記事。

    オノ・ナツメ先生の『ハヴ・ア・グレイト・サンデー』を

    ご紹介したいと思います。

     

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    【コミックス三巻の表紙。絵柄からパッとわかるおしゃれ感!】

     

    オノ・ナツメ先生といえば、TVアニメ化もされた

    『リストランテ・パラディ―ソ』とか『ACCA13区監察課』とか、

    『BADON』とか『レディアンドオールドマン』とか、

    ちょっと洋画チックな絵とストーリーが魅力でございます。

    かと思いきや、バリバリ時代劇の『ふたがしら』なども代表作にあり、

    作品ごとに絵のテイストを微妙に変えてるという実に器用な作家さんでもあります。

     

    その中でも『ハヴ・ア・グレイト・サンデー』を取り上げたのは、

    誤解をおそれずに言えば「オノ・ナツメ作品のきらら系」といった感じで、

    あったかいホームドラマと、軽めの絵柄でとっつきやすいなごみ系なんですよな。

     

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    【真ん中が主人公の小説家・楽々居輪治(ささいりんじ)、さて左右の二人は?】

     

    物語は、初老の作家である輪治さんが、

    息子のマックス(上の絵で右の男性)と、

    娘婿のヤス(上の絵で左の男性)と一緒に、

    「日曜日をオトコ三人でゆったりすごす」というもの。

     

    見ての通り、マックスはどうみても外人さんなんですが、

    輪治さんはもともとNYに住んでいて、パワフルなアメリカ人女性と結婚して

    一男一女をもうけているんですね。

    で、ヤスもちょっと日本人っぽくない顔立ちですが、

    彼は彼で日系の血筋のイタリア人という……アメリカ在住らしい、人種の多様性なんですよな。

     

    実家の管理のためにNYから日本に戻って単身きまま暮らしと思っていたら、

    父親と時間をすごしたいマックスとヤスにつきあって、

    輪治はそれを疎むでもなく、かといって自分のペースは通しつつ、

    ゆったりした日曜の時間を過ごす……というなんとも贅沢な時間が流れる作品です。

     

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    【マックスもヤスも米国人ですが、輪治が大切に思う日本の情緒に共感】

     

    綺麗に枯れていて趣味人として品のよさを感じさせる輪治さん、

    ガタイは大きいけどダディ大好きなマックス、家族の輪に自然と溶け込むヤス、

    なにこの男だけなのに実にキュートなアトモスフィア

     

    コミックスも最初の方は三人だけでお話が進むのですが、

    進むにつれ輪治さんの奥さん(すごいパワフルな白人女性!)が登場したり、

    マックスとヤスそれぞれの家族がでてきたり。

     

    それが、それぞれに暖かい家庭を築いているさまがうかがえてなんともほっこりします。

    ヤスの親族が集まるホームパーティにお呼ばれとか、もうイタリア人ですよネー感が。

     

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    【毎日べったりじゃなくて、日曜だけ集まって家族するのがいい距離感でもあります】

     

    さて、この作品が秀逸なのは、「甘くてふわふわなホームドラマ」に留まらないところにあります。

    巻末のエピソードでは、より若い頃の、作家としてデビューする前の輪治さんが出てくるのですが、

    「なんか定職に落ち着けなくて、文屋まがいをして、奥さんに食べさせてもらってる」という

    なんとも情けない姿で登場して「ロクデナシなんだよ」と自嘲する様子も。

     

    NYに住みながら、NYでブイブイ言ってた日本人が徐々に景気がわるくなって去っていくのを

    眺めながら、なんとか自分の生き方を中年にもなって探し続ける輪治さんはなんともはや、ですが

    そこでデビュー作のモデルとなった刑事と友情をはぐくんだり、ちょっと苦みの利いた挿話となっています。

     

    そのあたりをさらっと入れてくることで、いまは「自分のありよう」を見出した本編の輪治さんが

    実にカッコよく見えるというしかけで。むう、オノ・ナツメ先生おそるべしであります。

     

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    この方の作品は、他にも極上の代物がいくつもあるので、おいおい本ブログでもご紹介したいですね。

    次にとりあげるなら、やはり外伝のOVAが間もなく出る「ACCA」でしょうか。

    本編はもちろん、外伝もいろいろ味わい深いんですよ、これが。その機会はまたいずれ。

    2020.03.17 Tuesday

    売国機関

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      おはようございます、Ticoさんです。

      昨日はフィジカルもメンタルもダメダメで、"Today is not my day."と割り切って

      夕方から寝込んでしまっていたのですが、昨夜寝る前にポチポチと

      ドルフロのファンジン小説を書いていたら、なかなかイイのができて

      「禍福は糾える縄の如し」って言葉をふと思い出しました

      それはそうと今朝も冷えるなオイ

       

       

      さて、本日はコミックスのレビュー記事、

      『幼女戦記』のカルロ・ゼン先生が原作をつとめていらっしゃる

      売国機関』についてでございます。

       

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      物語の舞台となるのは「チュファルテク合同共和国」

      ポーランドとかハンガリーとかそのあたりがイメージらしい、と言うと

      あるいは「あー」と思われる向きがあるかもしれません。

       

      東の「王国」の属国であることをよしとせず、西の「連邦」に接近した結果、

      いずれも大国同士である東西が共和国を戦場にぶつかりあって、

      結局、戦場になった人たちの頭越しに和平が結ばれた、現在の共和国

       

      そんな危うい平和を守るために、活動する治安特務機関の面々が主役です。

       

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      【所属が"軍警の公衆衛生課”というあたり、いわゆるお掃除部隊ですよね】

       

      秘密警察というよりは公然としていて、武力鎮圧も辞さない実力部隊ですから、

      その意味で押井守監督が実写で撮られている人狼シリーズの「特機隊」とか、

      あるいは「思想犯限定の火付盗賊改メ」といった感じですかねえ。

       

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      【主役格のヨランダ少佐。美人さんですが先の戦争を戦い抜いた猛者でもあります】

       

      お話はちょーっと分かりにくいかもしれません。

      『幼女戦記』のようなTUEEEE的な爽快感はなく、

      むしろ蜘蛛の巣みたいに絡み合った様々な思惑の中、

      「オペラ座」がどんな手段をとって平和を守っていくのかという筋書きなので、

      割と陰謀劇のシーンが多いです。

       

      ただ、それぞれの肚を探りながらも、オペラ座が「成し遂げた」時は

      ビンゴ的なカタルシスはあるものの、そもそも彼らは正義の味方なのかと言われれば、

      たぶん半世紀後には糾弾される存在なんだろうなと思うと、なかなかクルものが

       

      ただ、ヨランダ少佐をはじめとするオペラ座の面々が

      「こんな平和でも戦争よりはまだマシ」と覚悟を決めて任務にあたる姿は

      かつての戦場で地獄を見た人間としてもちあわせた矜持なのかな、と

      思わせるところであります。

       

      個人的には、『ブラックラグーン』でホテル・モスクワの「遊撃隊」を率いる

      バラライカが祖国に見捨てられなかったらこんな感じなのかなあ、とも思う感じです。

       

      さて、『売国機関』はオペラ座の面々もかなりいい感じのキャラがそろっているのですが、

      それよりも、機関外の脇役が輪をかけて実にいいキャラをしておりまして。

       

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      【連邦のディアナ大佐。西側の利益代表ですが、実は二児を育てる肝っ玉母ちゃん!】

       

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      【教会で戦災孤児を育てる、教会のシスター。聖職者さんですよ、まあ、ウン】

       

      どっちも女性かよと言われそうですが、「この前のコマ」を見ると、

      なかなかどうしてヨランダ少佐のサメ顔とタメ張れるイイ性格してるんですよ、彼女たち

      もちろん、どっちも共和国をめぐる陰謀にずっぷりかかわっています。

       

      コミックスは3巻が出たばかり。ようやく戦争の後始末がついたかと思いきや、

      またきなくさい情勢になってきて、はたしてオペラ座は再度の戦争の危機を止められるのか!?

      というところでございます。

       

      まあ、組織の性格上、ハッピーエンドというものが想像つかないんですが、

      結局は彼らが綱渡りの平和を守れるかどうかというあたりなんでしょうか。

       

      ちなみにWEB連載の「くらげバンチ」の感想コメントでは

      「コミックスよりは小説向きでは」というのがありましたが、

      Ticoはコミックスにして正解だと思いますよ。

      こんな陰謀劇のお話、活字にしたらすっごいわかりづらくてしんどいと思うので。

       

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      というわけで、かりそめの平和を守る素敵な職場を描いた『売国機関』

      のちの歴史から一方的に断罪されそうな仕事の人たちを当事者目線で活写するという点では

      なかなか無かった着眼点の、実にユニークな作品です……面白いですよ?

       

      【コミックス発売ごとに出るPVですが、ヨランダ少佐のお声、イイですよね】

      2020.03.10 Tuesday

      まどろみバーメイド

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        おはようございます、Ticoさんです。

        何か知らんのですが、JugemブログでのAmazon商品レビューリンクが

        アカン感じになっていて、今日みたいな記事を書く際にはちょい不満が。

        とはいえブログサービスも開発予算取れんのじゃろなとか察してしまうと、むぅ。

         

        さてさて、それはさておき。本日もコミックスのレビュー記事

        まどろみバーメイド』を取り上げさせていただきますよ!

         

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        はい、きれいなお姉さん系でございますね。

        実際、作者の早川パオさんのpixivアカウントでは、

        かなり色気たっぷりなおねえさんが投稿されておりますが……

         

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        【この作品の真の魅力はプロの自負を持って働く素敵な女性のカッコ良さなのだ!】

         

        上のコマからもわかるように、主人公はバーテンダーを職業にしている女性、雪さんです。

        街の片隅にふらりと出現する屋台バー(のちに「サテライト」と命名)を営む彼女を軸に

        「カクテルをめぐる素敵でクールなプロフェッショナル」の物語がつづられます。

         

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        【雪さんの作るカクテルは常に意表を衝いてきて、それでいて美味しそうなのです!】

         

        詳しいことは作品のネタバレになるので伏せますが、

        雪さんは「自分なりにお客さんによろこばれるカクテル作りがしたい」と思い立っての屋台営業。

        深夜に屋台を出しているので客がこないとうつらうつら居眠りしてるぐらいなのですが、

        舞台背景からなんとなく「自身のこだわりがあって妥協しない一徹さ」がうかがえると思います。

         

        そう、見た目こそ美人で色っぽいお姉さんなのですが、これ職人魂のお話なんですよ。

        もちろん、早川パオさんの絵はもともと美麗なのですが、そのキャラを使って、

        「仕事ぶりに妥協しない、研ぎ澄まされたプロフェッショナルのドラマ」を展開するもんだから、

        もう登場するキャラの素敵さ具合が100倍増しくらいになっていて、実にクール!

         

        入口はおねえさんの艶っぽさに惹かれて買っても、読んでみると、

        彼女たちの仕事ぶりや生き様に惚れてしまうこと請け合いの作品です。

         

        【そして素敵なプロフェッショナルは雪さんだけにあらず!】

         

        主役は屋台バーの主である雪さんですが、彼女以外にも、

        同じ一軒家で同居生活している女友達たちもまたバーテンダーをやってまして。

         

        コミックス最新刊の6巻では、ボトルやシェーカーを空中に舞わせるなどのパフォーマンスで

        お客にサービスするフレアバーテンダーの日代子さんがメインを張ってますが、

        彼女が圧巻のパフォーマンスを展開するさまはほんとに迫力満点でございます。

         

        ただのきれいなお姉さんじゃない、ホントに素敵な人ってどんな生き様なのか

        それを知ることができるほんとに傑作といえましょう。

        連載はまだまだ続いているので、今後の展開が楽しみでございますね。

         

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        Amazonのリンクはこちらから!

         

        ちなみにカクテルの知識がなくても楽しめますので、そのあたりもおすすめ

        作品中でさりげなくフォローしてくれますよ。作者さんの気遣いが感じられてよきかな。

        2020.03.09 Monday

        姫様、"拷問"の時間です

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          おはようございます、Ticoさんです。

          今週もお仕事が忙しい予定ですが、まア、自宅勤務なので

          通勤がないだけ割と気は楽であります。

          ……ただホント歩かなくなるので、ちょっと買い物とかは

          徒歩で行った方がいいじゃろかと最近思うのですが。

           

           

          さて、本日のブログはコミックスのレビュー。

          姫様、"拷問"の時間です』でございます。

          「少年ジャンプ+」でデジタル連載されている作品ですね。

           

           

          魔王軍と国王軍が果てない戦いを続ける、とある世界。

          囚われの身となった姫様にして騎士団長の少女は、

          非情にも魔王軍の拷問官から、国王軍の秘密を吐くようにと次々と"拷問"を受けるという……

           

          そう、血も涙もない恐ろしい拷問でございます。

          そして、その"拷問"を受けている際の姫様の顔がこちら

           

          【あれェー? なんかゆるゆるじゃありませんか?】

           

          ……まあ、上記の公式連載ページで3話まで無料試し読みできるので、

          詳しくはそちらでとくとご堪能いただきたいのですが。

           

          初回の拷問が「焼き立てのほかほかトースト」ってなんだソレ。

           

          ほかにもアツアツのタコ焼きだったり、カップ麺だったり

          市井の駄菓子だったり、魔王軍の拷問は熾烈を極め、

          覚悟していたはずの姫様は次々に屈していきます

          ……なんかめっちゃ幸せそうに見えますが、気のせいでしょう、うん。

           

          拷問官以外にも別の魔王軍の構成員が姫様への拷問を担当するのですが、

          「一緒にゲームして盛り上がったり」「一緒にお風呂にはいってハグされたり」

           

          つか、接待じゃねえかコレ! なんで魔王軍の連中イイやつばっかなんだよ!

           

          という、ええ、ハイ、めっちゃギャグ漫画です。

          なんで魔王軍と国王軍、命がけの戦争とかやってんのよホントに。

           

          ”拷問”をうけるうちに、なんとなく姫様も状況に馴染んでしまって、

          魔王軍の連中の気遣いをするようになったり、魔王の娘と遊んだり。

          そもそも魔王自体が見た目は凶悪なのに、めっちゃ優しくないコレ?

           

          というわけで、ツッコミどころ満載のコメディなのですが、

          毎回のエピソードで姫様がどんな"拷問"を受けるのかが見どころといえましょう。

          なんというか、わかりみが深いものが多いんですよ、ええ。

          一話のビーフシチューとか、最新話の卵かけご飯とか反則でしょう。

           

          個人的にはミニアニメ枠でいいから映像化してほしいなあと思う作品です。

          コミックもわりと売れているようですが、ホントにおススメで、

          読むと笑えますしほっこりしますし、いい作品でございますよ。

           

          気になる方はまずは公式ページで試し読み! 

          読み終えたころにはコミックスでしっかり読みたくなること請け合いでございます。

          2020.03.03 Tuesday

          武装女子高生 daitoファースト作品集

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            おはようございます、Ticoさんです。

            朝からスマホゲームの不具合に出くわしたり、朝の炊事のタイミングが合わなかったり

            ちょっとご機嫌ナナメなのですが、うん、こんなときは熱い紅茶を飲むに限ります

            今日は晴れるそうなので、お布団干しておきましょう。そうしましょう。

            在宅勤務だとこういう融通利くのがいいところではありますネ。

             

             

            さて、本日のブログ記事は、

            イラストレーターdaito先生の作品集『武装女子高生』です。

             

             

            daito先生のイラストについては、上記の公式リンクからイラストサンプルが見ていただけるほか、

            こちらのpixivアカウントでも作品を公開されているので、気になる人はどうぞ。

             

            さて、作品集のイラストなのですが、daito先生が同人活動や商業活動で

            いろいろ発表されてきたものが収録されているのですが、タイトルの通り

            その多くが「いわゆるJKっぽい子が武骨な銃を構えている」ものでして。

             

            いわゆる学生服姿から、かっちりした軍装まで、衣装は幅広いのですが、

            なんといってもイラストから受ける印象は「凛とした透明感」でしょう。

            割と艶っぽい構図もあったりするのですが、基本的に清楚で凛々しい顔立ちの子が多く、

            しかしそれでいて冷たさは決して感じない、「あたたかみのある硝子」のような感じです。

             

            女の子の顔立ちが印象的であるだけでなく、たずさえている銃の緻密な描写も必見

            Ticoはあいにく銃器の知識は乏しいので「なんかすごい」としか言えないのですが、

            銃器の持つ機能美やスタイリッシュさ、それでいて武骨さというものが、

            イラストの中でいい緊張感になっていて、彩りを与えています

             

            全体としては「磨きぬいた日本酒」のようなテイストのイラストというべきでしょうか。

            いわゆる色気マシマシがあふれがちな昨今の絵の中で、この独特のクールさは

            他と一線を画しています。

             

            個人的には、銃器と女の子のセットということで、

            ぜひともドールズフロントラインでキャラデザインやってほしいなアと思ってるのですが

            アンソロの表紙を描かれたり、ドルフロの合同同人誌を出されていますし

            そのあたりゲーム会社にファンメール送ればなんとか実現するのかしら。

             

            なにはともあれ、datio先生の作品集、なかなかイイ絵が詰まってますので、

            ぜひともおススメでございますよ!

             

             

            追記

            ……Amazonページをレビュー表示する機能がなんかおかしくて、

            ちゃんと表示されない悲しみ。なんでじゃーなんでなのじゃー。

            新紀元社の公式サイトから各通販サイトへ飛びますので、お求めはそちらで。

            2020.03.01 Sunday

            樅の木と鉄の羽の魔女

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              おはようございます、Ticoさんです。

              3月になりましたねえ。暦の上では春になって、実際に

              晴れるとかなり暖かい昨今なのですが、冷えるときは結構冷えるので、

              体温が下がると機嫌がわるくなるTicoには難儀な季節です。

              寒暖差が大きいってのは考え物でございますね。

               

              さて、今回取り上げますのは、

              大人気アニメ「ガールズアンドパンツァー」のスピンオフコミック、

              樅の木と鉄の羽の魔女』でございます。

               

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              どうです、この絵から伝わる少女特有の「やわらかさ。何とも言えません。

              上記のリンクから第3話まで無料お試しで読めますが、なにより目を奪われるのは

              「女の子の自然な色っぽさ」「良い香りしそうな感じ」でして、

              このタッチで描けるのはなかなかないよなあ、と。

               

              作者のむらかわみちおさんは、

              「宇宙戦艦ヤマト2199」のコミカライズも担当されているとのこと。

              作中の戦術監修の才谷屋龍一さんはバリバリのガルパン公式の人です。

               

              さて、そんな「樅の木と鉄の羽の魔女」ですが、

              ガルパンスピンオフで幅広く展開されている、いわゆる「各高もの」

              (アニメ版で大洗が戦ったライバル校にスポットを当てるもの)

              とは少し色合いが異なっていて、割とオリジナルな要素が強くなっています

              といっても、「リボンの武者」ほど思い切った展開ではないのですが。

               

              舞台となるのは、公式戦に出場することはないため無名に近い「伯爵高校」と、

              皆さんおなじみ「サンダーズ大付属高校」との戦車道の非公式試合。

               

              主役となる伯爵高校2年生の小檜山野咲は車長をつとめ、

              チームの一員として試合を戦いながら、「魔女先輩」のことを思い出す……

               

              そう、この「魔女」という呼ばれ方がポイントでして、

              いわゆる「人となりや才覚がずぬけているから魔女」ではなく、

              「ストレートに魔女というものがいる」という設定なんですね。

              実際、伯爵高校には「魔女科」なるコースがあるぐらいで。

               

              Ticoも最初見たとき「えーっ?」と思ったものですが、

              しかし考えてみれば、そもそもガルパンのアニメ公式で選択科目に

              「仙道」とか「忍道」とかあるぐらいなんですから、魔女がいてもおかしくないよな、と。

               

              魔女がどんな扱いなのかはエピソードの中でちゃんと描かれていますが、

              沖縄の「ユタ」とか、または恐山の「イタコ」に近い感じみたいなんですね。

              仏教や神道ともまた違った感じの民間のシャーマンというか。

              そういうものがちゃんとあったりする世界線なんだな、と。うん、把握した。

               

              メインとなるストーリー運びはサンダースとの試合で、

              このあたりは戦車の描写もぬかりなく、かなりきっちり描かれていて、

              迫力満点であります。

               

              ただ、伯爵高校の戦いぶりを見た、サンダースの隊長ケイが

              「見えている戦車道がわたしたちとは違うようね」とつぶやいたように、

              どうも主人公サイドのチームは単なる勝ち負けにこだわっていないように見えます。

               

              そのあたりのスタンスが、上巻が終わったあたりで判明して、

              後半からは一種の不可思議さになんらか答えが出るのかなあ、というところです。

               

              ERXHU-gVAAACeIb.jpg

               

              しかし、見てくださいよ、最新第14話の扉に描かれた、この魔女先輩の描かれ方。

              この、のびやかな感じ。実によい女の子を描かれます。

               

              作品中では、主人公の野咲にフォーカスがあてられて描かれていますが、

              顔の表情、スカートの質感、そこからのびるふとももの描写。

              エロい、というにはちょっと不謹慎に感じる、もっと尊くて眩しいものを感じずにおられません。

              この人物描写のタッチはなかなかに得難いものがあります。

               

              ストーリーや設定を楽しむというより、作品全体から立ち上る、

              香りというかテイストを味わう感じのコミックですが、なかなかにおススメでございます。

              ガルパンファンであれば、買って読んでほしい作品と思いますよ!

              2020.02.25 Tuesday

              舞妓さんちのまかないさん

              0

                おはようございます、Ticoさんです。

                昨日はお休みを取っていたので、しっかり休養しての火曜日。

                気分も一新して、さて、何の記事を書こうかと思って、選んだのが今回のコミックスであります。

                 

                そもそものはじめは、一緒にちょくちょく映画に行ったり本の貸し借りしてる友人から

                「Ticoさん、このコミックス知ってる? 知らん? じゃあ読んで! 絶対に好みやから!」

                と言われて読んだところ、好みどころかクリティカルヒットで尊死しかけた作品でございます。

                 

                 

                それがこちら、『舞妓さんちのまかないさん』。

                 

                 

                主人公は、京都祇園で舞妓さんたちを抱える「屋形」で、

                台所一切を任されているまかないさん、キヨ。

                一緒に青森から出てきて、こちらは舞妓さんとして将来を嘱望されているすみれと一緒に、

                二人三脚のように祇園での生活のオモテウラが描かれる作品なのですが……

                 

                この漫画の一番の見どころは、なんといっても「まかないさん」であるキヨが

                すみれをはじめとする屋形の舞妓さんたちのために作る料理の数々でしょう。

                第一話の食べものが、プリンを食べ損ねてしまった先輩舞妓さんのために作った

                「パンプディング」というあたりのチョイスがなんとも絶妙です。

                そして、(これは上記のリンクから第一話読めるのでぜひその目で見てほしいのですが)

                料理の描写がとてもとても美味しそうで、作中の舞妓さんたちはもとより、

                読者の胃袋もがっしりとつかんできます。

                 

                キヨの作る料理はそんな特別なごちそうというわけでもなく、

                「ちょっと器用なおかあさんが頑張って作ったよ」的なものが多いのですが、

                それらも屋形の舞妓さんたちのことを考えて一工夫してあったり。

                そんなキヨが友人のすみれのためにはひときわ「工夫」に力を入れたりするんですよね。

                 

                実はキヨ、すみれと一緒に青森から出てきて、本当は舞妓さんになるはずだったんですが、

                「どうも要領がよくない」って理由でダメだと言われた矢先、屋形のまかないさんをやってみたところ、

                見事な手際で屋形のおかみさんをはじめ皆の胃袋をしっかり掌握したという。

                 

                この作品のいいところのひとつなんですが、第3話のエピソードで、

                「こんな若い子がまかないさん?」といぶかしむ出入りの業者さんに、

                屋形のおかみさんがしっかりと「キヨはプロのまかないさんですえ」と言い切ってるところがありまして。

                「まかないさんとしての立場でキヨがどうこう悩むことはないんですよ」という作者の暗黙のメッセージが

                伝わってくるようです。

                 

                作品の見どころは舞妓さんの世界について舞台裏も含めてしっかり描かれているところで、

                特に舞妓さん絡みのエピソードは、キヨの親友であるすみれに絡めて展開されることになります。

                器量も要領もいいけど、「なにより自分を磨こうとする一途さがめったにない」と言われて、

                逸材と期待されているのがすみれことすーちゃん。

                 

                ただ、そんなすーちゃん、同郷のキヨが舞妓になれずまかないさんをやっていることを

                見下したりは決してせず、むしろすーちゃんの方こそ結構自分の心の大事なところをキヨに預けていると同時に、

                立ち居振る舞いや舞妓としての心構えの端々に「キヨちゃんのぶんまでわたしは夢を背負ってるんだ」

                と頑張る姿が(そんな言葉は決して表にださないにせよ)、実に凛としてすがすがしいのです。

                 

                キヨはキヨで、自然体のままに親友のすみれを応援していて、

                屋形のまかないさんとしてほかの舞妓さんを決しておろそかにはしないんだけど、

                すーちゃんについては明らかに気遣いぶりが特別で、とくにすーちゃんがちょっとまいっているときに、

                ココロを読んだかのようにタイムリーに「これ食べたかったんでしょ」的に料理を出すのがなんとも心憎い

                 

                このキヨとすーちゃんの二人三脚ぶりがとても尊くて、友情ともいえないし、百合というには安易だし、

                どちらかといえば「同志」というべき絆のありようがとてもとても良いのです。

                 

                また作品全体の構成として、京都に出てくる前の中学生だった頃の

                キヨとすみれのエピソードもちょくちょく入るのですが、それらを見ていると、

                それぞれの性格や関係性がその頃から自然にできあがっていたんだな、とみることもでき。

                それはそれで、青森に残っている幼馴染の男の子については、

                キヨもすーちゃんもどこか淡い思いをもっているようでもあり。

                そのあたりの時間的空間的な広がりもまた作品の舞台を狭くしていない作者さんの妙技でありましょう。

                 

                見どころはそれだけでなく、舞妓さんたちの生活に密着して、オフの日の彼女たちのちょっとした楽しみとか、

                彼女たちもまた年頃のお嬢さんたちなんだと描いているのもリアリティがあったりなどして。

                そのあたりもきちんと取材してベースがしっかりしていればこそ描けるのだろうな、となかなかうなります。

                 

                とかとか、まあいろいろ書いてみたものの、突き詰めるとこの作品のセールスポイントは

                 

                • キヨちゃんの料理がメッチャ美味しそうでいて自宅で作れそうなのがいいゾ
                • キヨちゃんとすーちゃんの「互いが互いのファン」という関係が尊すぎて涅槃だゾ

                 

                もー、この二つに尽きます。とりあえず気になった人は作品タイトルのリンクで

                作品特集サイトに飛びますので、そこで無料公開の第一話を見ていただければ、

                めっちゃ掴みばっちりのエピソードを読むことができますので、お試しあれ

                 

                ところで作品を読ませた母者が

                冷蔵庫にしれっとパンプディングのレシピのプリントアウトを貼りつけているんですが、

                これはそのうち作るつもりなのか、Ticoに「作って食わせろ」との無言の圧力なのか

                なかなか判断が悩ましいところでございます。

                2020.02.21 Friday

                「CRYSTAL CLEAR」 Anmi作品集

                0

                  おはようございます、Ticoです。

                  いまは普段は自宅勤務の気楽な身の上なのですが、

                  まあ月に1回は打ち合わせなどで会社に出ていくことはありまして。

                  年度末と来年度に向けてかなり前向きな話ができたのがよき点、

                  ちょっと疲れたのか今朝のコンディションがダウナー気味なのがよろしくない点でしょうか。

                   

                  さて、本日のブログは、先日発売されたばかりのAnmi先生の初画集、

                  「CRYSTAL CLEAR」についてご紹介させていただきます。

                  いや、ほんと良きイラストが満載なんですよ、これ。

                   

                  Anmi先生は海外のイラストレーターさん(アジア圏っぽい)なのですが、

                  透明感と肉感を備えた実に愛らしいイラストを描かれる方でして。

                  日本の作家でいうと岸田メル先生に通じるところがあるのですが、

                  より肉感的というか「むちむちしてる」感がありまして、

                  描かれる女の子が実に魅力的なのですよ。

                   

                  そもそもTicoがこの人を知ったのは、いま遊んでいるスマホゲーム

                  「ドールズフロントライン」で、「スオミ」というキャラを担当されているのですが、

                  初見でこのキャラにベタ惚れしてしまいまして。

                   

                  ゲームから拾ってきた画像で示してみるとこんな感じのテイストなんですよ。

                  【スオミさん。銃器の擬人化なのですが、ああ、もう北欧美少女の典型のような!】

                   

                  ほっぺのぷにぷに感、脚のむちむち感、髪のさらさら感、伝わりますでしょうか?

                  ちなみにこれ通常時のイラストなんですが、重傷になるとお約束であられもない姿になりまして、

                  肉感ぐあいが100倍増しくらいになります。

                   

                  これだけでは伝わらないとな? Anmi先生はpixivアカウントもお持ちなので、

                  こちらからご覧いただけるとより色々見れるかと思いますぞよ。

                  https://www.pixiv.net/users/212801

                   

                  さて、画集「CRYSTAL CLEAR」は、Anmi先生の同人活動や商業イラストなど

                  これまでの活動で描かれたイラストをほぼ全収録されているものでして。

                  特製スリーブに格納されたブックレットを取り出して開くと、

                  めくるめく濃密な「萌え」&「カワイイ」の嵐。

                   

                  いろいろなモチーフで絵を描かれているのですが、

                  個人的にはバレリーナの白鳥&黒鳥に擬したっぽい女の子カップルの作品が

                  「なんともよき……」となりましてございますよ。

                  あー、もう、あー、なんかいろいろ考えちゃうなア!(落ち着け)

                   

                  本当に画集に収められたイラストの濃密さ加減が半端ないので

                  ファンはもちろん、pixivとかで投稿済のイラストなどをご覧になって

                  「トゥンク……」とココロの琴線に触れた方にはぜひともおススメいたしますよ!

                   

                  ちなみに、Ticoは当初、画集をAmazonで予約していたのですが、

                  ふと某ショップの案内メールを見てると「有償予約特典でB2タペストリーが付きます」とあって、

                  これはァ!と思い、あわてて予約を切り替えた次第です。

                   

                  ちなみにくだんのタペストリーがこちら。

                  【よきかな……とてもよきかな……!】

                   

                  スマホ撮影&ちこの腕がよくないのできれいに撮れてはいませんが、

                  ああ、しかし、ちょっとデスクから横に目を向けると、

                  Anmi先生の美麗イラストがそこにある幸せ……!

                   

                  ちなみに版画なんかも売ってるそうなんですが、

                  Ticoが若かったらうっかり買ってしまってエライことになってたかもしれません。

                  ふう、つくづくオタクは業が深い。

                   

                  そんなAnmi先生の画集はAmazonでまだ在庫があるようなので、

                  興味をもたれた方はぜひぜひ。

                  (ちなみに特典タペストリは転売屋さんが吹っ掛けてるのでお勧めしない)

                   

                  めくるめく「萌え」ワールドにいざなわれること請け合いですよ!

                   

                   

                  同じくドールズフロントラインでAnmi先生が担当された別キャラ(Am RFB)のLive2Dスキン。

                  後半、重傷時のイラストで「ヤバさ」が伝わると思います……トゥンクポイント高いんですよホント。

                  2018.02.16 Friday

                  ブックレビュー「吉田の日々赤裸々。2」

                  0

                    こんにちは、Ticoでございます。

                     

                    本日は午前に産業医の先生と電話面談、

                    午後に主治医の先生の診察、とドクター漬けな一日。

                     

                    職場復帰に向けて取り組むべきコトも見えてきて、

                    ぼちぼちエンジンあげていこうと決めた日でもございます。

                     

                    さて、主治医の先生から「やっておくべきだよー」と勧められた

                    訓練の一環に「集中力をとりもどすために、活字本や新聞を読んで、

                    できればその内容をまとめてみる」というものがありまして。

                     

                    Ticoには幸いなことにブログがあるものですから、

                    ブックレビューしちゃえばいいんじゃね?

                    と思い立って、さっそく通院の電車内で読んだ本を取り上げた次第。

                     

                    -------------------------------------

                     

                    さて、今回取り上げましたるは「吉田の日々赤裸々。2」でございます。

                     

                    何の本かといいますと、FF14のプロデューサー兼ディレクターである

                    吉田直樹氏がファミ通に連載しているコラムをまとめた本なのでございます。

                     

                    本来なら順番からいって1から取り上げるべきなのでしょうが、

                    もともとこのコラム、FF14立て直しの開発裏話を、ってところから

                    スタートしているので、1巻はリビルド関連の色合いが強く、

                    それはそれで面白いのですが、FF14に興味がない人にはフックが弱いのが難点

                     

                    そこへ行くと、2巻はいったんリビルドの話題が終わったこともあって、

                    あちこちに脱線した話が多く、よく言えば話題の取り上げ方がワイドで

                    とても面白い

                     

                    実のところ、Ticoがこの本を買ったのも、

                    プロデューサーレターライブで吉田氏が

                    「2巻のほうが面白いと思うので読んでみてね!

                     具体的には吉田がプロバイダを何社も契約している理由とか!」

                    とかとか宣伝口上を述べていたのでどれどれと思ったからだったり。

                     

                    それはさておき、たしかにテーマが多様で読みやすいのは2巻でございます。

                    FF14の運営の裏話、開発の裏話、スクエニの執行役員としての考え、

                    ゲーム業界人としての考え、趣味の話、そしてプロの仕事人としての金言などなど。

                     

                    いろいろ話題は振れますが、連載コラムという関係上、

                    ワンストーリーごとの区切りが4-5ページと読みやすく、

                    その中でも緩急がつけてあるので読み疲れないのです

                    大きなテーマは複数回にわけて取り上げているので、

                    読み応えのあるものもあり、これだけの文章書ける吉田氏、やはり只者じゃねえ。

                     

                    さて、そんな中でもTicoが特に感銘を受けたのが次の三つ

                     

                    ひとつめは「グリーンライトプロセス」。

                    これはPart1からPart3までの三回にわたって書かれているテーマで、

                    欧米のゲーム開発で取り入れられているプロジェクト進行のやり方について。

                    これがわかりやすく、具体的なたとえ話も交えて書かれているので、

                    すんなり飲み込みやすい。同時に、ビジネスマンとしての吉田氏の仕事眼の鋭さも

                    垣間見えるようでなかなかに興味深いです。

                     

                    ふたつめは「見積もりの精度とやさしさの関係性について考察した結果」。

                    これ何かというと、自分の仕事の納期に関するテーマなんですね。

                    FF14の開発チームは「MIN見積もり納期」と「MAX見積もり納期」の

                    2パターンで作業納期を出させていて、これで管理しているそうですが、

                    だいたい「パフォーマンス全開の自分」と「ハラキリ状態の自分」の

                    中間点あたりに着地するそうで、このおかげでFF14の開発は

                    巨大プロジェクトにもかかわらず上手く納期管理できているとのこと。

                    同時に、読んでいて「アクセル全開だけでは人は走れない」証左だなと思ったり。

                     

                    そしてみっつめは「言葉」。

                    これは本書書下ろしの内容で一番最後に入ってますが、一番重みのある内容。

                    20代後半に某ゲーム会社に在籍していて、吉田氏がブイブイ言わせていたころに、

                    あこがれの先輩女性社員から言われた「心に刺さる言葉」について取り上げた本

                    コラムなのでやっぱり数ページの分量なのですが、そこに込められた吉田氏の

                    思いの強さと深さがにじみでていて、読んでいて思わずうならされました。

                     

                    考えてみれば、「ファイナルファンタジーシリーズ」の

                    「プロデューサー兼ディレクター」でございます。

                    そりゃもう並みの仕事量ではなく、開発と運営の陣頭指揮を執り、

                    予算取りと売り上げ計算の責任を負い、そしてコミュニティ放送では

                    顔出しして時にたたかれるのもいとわないというのは

                    並大抵のガッツではなく、そのタフさと自負心を支えているのは、

                    「言葉」で書かれていた先輩からの一言がいまも効いてるんだろうなあ、と

                    Tico思った次第でございます。

                     

                    もちろん、こういう一般向きな話題だけでなく、

                    FF14関連もがっつり入っていますが、それもそれで、

                    ビッグプロジェクトの裏側解説という感じで読めるので、おススメでございます。

                     

                    FF14に興味がある人はもちろん、FF14に縁のない人も楽しめること請け合い。

                    手に取りやすいソフトカバーなのもミソです。

                     

                    一流の仕事人にしてゲーマーの、吉田直樹氏の頭の中、ちょっと覗いてみませんか?

                    2018.01.29 Monday

                    『ハクメイとミコチ』

                    0

                      TVアニメもいよいよ放映されましたね

                      前は知る人ぞ知る名作だった、『ハクメイとミコチ』!

                       

                      TVアニメサイトはこちらからチェック

                       

                      身長わずか9センチメートルのコロボックルみたいな小人たちが

                      織りなす不思議生活のストーリー

                       

                      その魅力は圧倒的に緻密に描かれた世界観とキャラクター造形にあります。

                      小人だけにほかのものはビッグサイズ。虫に乗って移動したり、魚釣りが一大事だったり。

                      動物とかとも共生している優しい世界が魅力でもあります。

                       

                      さて、アニメ化をわくわくしながら心待ちにしていて、

                      いまも現に楽しんでいるちこではあるのですが、

                      先日IWAKO氏と会ってきて話してみて、

                       

                      「アニメ版どうよ」

                      「んー、オレの中でハードル上げすぎたかなあ」

                      「それ自分も思った。で、原作読み直して合点がいった」

                      「ほう、そのこころは」

                      「モノクロの描き込みがハンパねえんだわ」

                      「それな」

                       

                      と意見の一致を見た次第。

                       

                      そう、アニメ版、結構がんばっているんです。

                      水彩画っぽく色塗ったり、声優さんも熱演してるし

                      しかし、敢えてTicoは言いたい!

                       

                      この作品は原作を読んでこそ価値がある!と。

                      本当に原作のモノクロ絵の筆致、描き込み、力強さは、

                      まさに読み応え抜群なのですよ。

                       

                      アニメは現在Amazonプライムビデオでも見放題

                      ぜひアニメから入った方は原作コミックにも当たってほしい

                      損はさせませんよ、Ticoのイチ押しでございます。

                       

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