ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

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    待ちに待っていた「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」が公開になりました!
    封切り日に行ったのですが、さすがに満席。いやはや、ムーブメントですね。


    今回は「」「」と続いて、「」となるところが、
    なぜか「」なのですが、この副題はダブルorトリプルミーニングかもしれません
    とは見終ってから呆然としながら思った率直な感想です。

    予告では「Q」とあって「Quickening」と小さく書いてあり、
    「急」を示すとも、「胎動」を示すとも取れるのですが、
    音で読むなら「」とも取れます。


    エンターテイメントとわかりやすいカタルシスを与えてくれた「破」に対し、
    今回の「Q」はTV版終盤や旧劇場版のときのような得体の知れなさを感じました
    それは他の観客も同様だったようで、上映が終わると、一斉に「ざわざわっ」と
    不穏な空気に。


    えっ、この映画どこへ行っちゃうの?」という不安感と期待感が
    ないまぜになった、そんな雰囲気です。


    ネタバレにしたくはないのであらすじは書きませんが、
    破の予告からは思いもよらない、「まさかまさか」の超展開
    ところが、この展開は単なる思い付きではなく、
    大筋は最初から変わっていないことが、パンフに載っていた
    声優さんのインタビューから読み取れます。


    ともすれば置いてけぼりにされそうな展開ながら、
    それが納得して鑑賞できたのは、劇中のシンジの感情が
    理解というか共感できるからかもしれません。
    このあたりは場面の演出や、声優さんの演技に
    よるところが極めて大ですね。
    シンジ役の緒方さんは今作も素晴らしいです。


    そして、圧倒的に迫力のある映像と音楽。
    序盤のシーンなどは当初の違和感などを飲み込んで
    怒涛のように押し寄せてきますし、
    終盤もまたド迫力の画面が繰り広げられます。
    正直に言えば、「分からないけどなんかスゴイ」。


    この「分からないけどなんかスゴイものを見た」というのが
    エヴァのエヴァたるゆえんかもしれず、その意味では、
    分かりやすいエンタメに徹してくれた「破」に比べて、
    本来の姿を見せてくれたようにも思えます。


    いまネットでは、いろんな考察があがっています。
    ストーリーの流れはどうなっているのか、
    登場人物達はどうなっていて、隠された謎は何なのか。


    完結編のタイトルは「シン・エヴァンゲリオン:|┃」。
    最後の記号はなんと読むのかも意味深ですが、
    「シン」も果たして「新」か「真」かそれとも別の意味か。


    ただ、見終わってからのTicoはなんだか安心していました。
    今作はある意味過酷です。シンジ君は前以上に可哀相ですし、
    観客をある意味突き放した筋立てになっています。


    それでも。
    スタッフロール直前に「ああいうシーン」を持ってきた以上、
    完結編が少なくとも前みたいな破滅や悲劇を描くことはないと
    確信しています。


    それこそ、劇中のある人物が語った通り、
    希望は残っているよ。どんな時にもね
    なのかもしれません。


    なにはともあれ、完結編、実に楽しみです
    そして、「Q」はまた見に行かねば!




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