<< ツインスター・サイクロン・ランナウェイ | main | スオミさんはお困りです ep.6〔後編〕 >>
2020.04.10 Friday

スオミさんはお困りです ep.6〔前編〕

0

    おはようございます、Ticoさんです。

    ハイッ、金曜日でございます! ドルフロファンジンの掲載日でございます!

     

    pixivには昨夜こちらにアップしていますので、そちらがいい方はどうぞ。

     

    なお、すでにep.9までは書き終えていて、本編自体はすでにあがっております

    着実に毎週アップしていきますのでお楽しみに週末は番外編書かなきゃな

     

    「スオミさんはお困りです」ep.6、始まりますよ!

    今回は水着でプールのサービス回だ!(ニッコリ)

    そしてまた前後編なのじゃ……すまぬ、すまぬ。

     

     

    スオミさんが水着でプールバカンス!?

    幼女のお守りを命じられた〔指輪の乙女〕たちが

    ひととき楽しむ、ゆったりした時間。

     

    恥じらいながらも水着姿を指揮官に披露する、雪の妖精。

    だが、指揮官が「先輩」と交わす通信はどこか不穏な内容で……?


    今回はサービス回(のはず)! ご笑覧くださいませ!

     

    【作者より】
    今回も無事にウィークリーに間に合いました。

    シリーズ第6話をお送りします。

    今回は皆さまおなじみの変人博士が登場します。

    あのケモミミって猫なのか犬なのか。

    シリーズ本編も後半に入ってきました。

    お話が急展開を見せる次回第7話も来週後半の予定です。

     

    (本編は折り返し〜)


     

     歓声と共に水飛沫が舞って、カラフルなボールが宙に上がります。

     普段とはまったく異なる環境に戸惑いながらも、わたしはボールを視覚素子で捉えて予測演算をしました。軌道がこう来るなら、あそこへ落ちるはず……です。

     水をかきわけながら、なんとか受け止めようと急ぎました。

     ですが。思ったよりも水中は動きにくいのか、はたまた躯体の反応が遅いのか。

    「……あっ」

     わたしの目の前で、ボールがぼちゃんとプールの水面に落ちました。

    「お姉ちゃーん、ちゃんと取ってよぉ」

     〔リトルミス〕があどけなく愛らしい声をあげます。

     わたしは愛想笑いを浮かべてボールを拾うと、ぽんと投げてみせました。

     ボールが大きく宙を飛んで――ちっちゃな女の子の頭上を素通りしていきます。

    「お姉ちゃーん、へたっぴぃー」

     今度はさすがに不満そうな〔リトルミス〕。

     失敗した――思わず、ため息が出てしまいます。

     その矢先、ほとんどむき出しの背中を不意につつかれました。

    「ひゃうっ!?」

     びくっと躯体が震えて、あわてて振り返ってみると、

    「ほーら、そんな顔しないの。せっかくの艶姿が台無しよ」

     案の定、こんな時には保護者になりたがるFALでした。

    「せっかく似合ってるんだから、その白ビキニ」

     わたしの胸元をじいっと見ながら、彼女はうなってみせました。

    「……やっぱり、あなたって着やせするタイプよね」

    「い、いいじゃないですかっ。作られた時からこうなんですから」

     思わずバストを腕で隠して、恨みがましい目になってしまいます。

    「わたしなんかより、あなたの方がよほど着やせしてるじゃないですか。なんですかそのわがままボディ。なんですかその派手な水着っ」

     わたしがそう言うと、FALはウィンクしてしなを作ってみせました。

    「ふふん、いいでしょ?」

     いくらスタイルがいいといっても、所詮は人形です。作り物です。

     表面の肌は疑似生体、その下は炭素繊維で編まれた灰色の人工筋肉。

     でもそんな事実は、この魅惑的な姿をみればぶっとんじゃいます。

     バストもヒップもふっくらとした、いかにも男好きしそうな身体。その豊満な肢体にまとった、鮮やかな真紅のビキニ。アンダーのサイド部分には大き目のリボンがついていて、いまは水中でゆらゆらと揺れていました。まるで鑑賞魚の優雅なひれのようです。

     ただでさえモデル顔負けの華やかな外見が、魅惑度倍増しになっていました。

     いまの彼女なら、銃なしで一個大隊の男どもをノックアウト確実でしょう。

     私がそんな胡乱なことを考えていると、FALがにこやかに言いました。

    「あなたも似合ってるわよ。性格的にワンピースを選ぶと思ったんだけど」

    「……胸が上手く収まらなくて……」

     小さな声で答えてみせると、FALはひとしきり嘆息して、

    「清楚な顔してるくせに、脱いだらすごいなんて。やっぱりムッツリさん?」

    「――あなた、最近、指揮官に毒されてません!?」

     あんまりな評価に、思わずわたしが気色ばんだ時です。

    「おーい、二人とも何やってんの? お嬢様がご不満そうよぉ?」

     離れた場所からヴィーフリが声をかけてきます。彼女はといえば、ネイビーブルーの一見おとなしめなワンピースでしたが――どうもジュニアスクールの生徒が着ているものに酷似しているように見えるのは、はたして気のせいでしょうか。

     そして、そのかたわらにいる、むすっとした表情の〔リトルミス〕。

     まだあどけなさの抜けない、ちっちゃくて愛らしい人間の女の子。

     年齢はジュニアスクールにあがるかどうかの、少女というよりも幼女。

     この子のお相手が、本日のわたし達の主要な任務となっていました。

     ええ、そうです。これはわたし達のバカンスじゃありません。

     一種の作戦行動であり、そして接待なのですから。

     そのはずですよね……指揮官?

     


     

    「ンンン、水着姿の乙女たち! 幼女とキャッキャウフフと戯れる姿! 眩しい水飛沫、天井から燦燦と輝く、人工でも日光! 黄色い嬌声が私を誘ってやまない! そしていまこのプールは乙女だけの園! いけすかないアダムを追放したエデンだネ!」

     熱っぽい口調で口走ってから、指揮官はがくりと首をうなだれた。

    「なのに、なんで私は仕事抱えたままなのかなー」

    「……その割に状況を満喫されておられるようですが」

     メイドをもって自らの役目と任じるG36があきれた声で言うと、

    「フフ、わたしだけ野暮な恰好は失礼だろう?」

     彼女――指揮官はそう答えて、額にあげたサングラスをくいと動かした。

     肉付きの薄いスレンダーな肢体にまとった、きわどいカッティングのハイレグワンピース。プラムパープルを基調とする色合いは、身動きするたびに微妙にグラデーションをさざめかせる。派手といえば、相当に派手で、手の込んだ代物である。

     だが、プールサイドでビーチチェアに寝そべってくつろいでいるわけでなく、場にふさわしい瀟洒なテーブルと椅子を持ってきて、そこで武骨な端末をカタカタと鳴らしているのである。

    「ああ……遊びたい……」

     ぼやきを口から洩らす彼女に、G36がすっとグラスを差し出す。

    「一息入れられては。リクエスト通り、トロピカル仕様のアイスティーです」

     メイドが差し出した大ぶりなグラスには琥珀色の紅茶がなみなみとは入っており、そこにいくつものフルーツが浮き沈みしている。グラスの縁にはパイナップルが差し込まれ、日光を切り取って飾ったかのような鮮やかさだった。

    「へえ。こんなものも作れるとは驚きだネ」

    「本日の作戦に指揮官も同行されると聞いたので、ライブラリに追加を――」

     そう答えたG36は、指揮官が熱心な視線を向けているのに気付いた。

    「ご主人さま? なにか……?」

    「ふむ、なかなかどうして。G36も水着姿が決まっているじゃない」

     にんまり笑んでみせる主に、メイドは微かに頬を染めて身をよじった。

    「わ、わたしはいつものメイド姿でまいりますと申し上げましたのに。ご主人様じゃないですか、水着じゃないと参加は認めないとか言っていたのは」

     G36の水着は黒を基調に白いフリルのついたセパレートだった。腰には橙色の長いパレオを巻いてスカートのようにしている。メイドらしい風合いは残しながらも、水際の美女にふさわしい華やかさとなっていた。

     満足気に何度もうなずきながら、指揮官が弾んだ声で言う。

    「きみにも、ちょっとリラックスしてほしかったんだよ。部隊のリーダーはスオミで、副隊長はFALだけどサ。影で全体をサポートしているのはきみだからネ。気づかないうちに色々と溜まっているんじゃないかな、と」

     その言葉にG36が額に手を当てて、軽くかぶりを振ってみせる。

    「ご主人様は……本当に度し難いですね。メンタルモデルが負荷を感じても、デフラグしてしまえば、さっぱり消えます。メモリに記録として残っても、それが思考に影響するはずが……」

    「ない、と思うかい? 私はそうは思わないな」

     座ったままの指揮官が、立って控えるG36に上目遣いで見つめた。

     視覚素子を透かして、認識領域の奥に瞬く思考パルスを読み取るがごとき眼差し。

     興味と知性が光となって煌めく、パープルタイガーアイの瞳。

     彼女の双眸の輝きに、メイドは不意に感情パラメータが跳ねるのを感じた。

    「メモリは消えても思考の癖は残る。それが幾重にも重なると、いつしかメンタルモデルに刻まれてしまうものさ。それはきみだけに宿る個性だ。無下に否定しちゃいけない。きみがきみでいる証。他の誰にもけがされない、そう、たとえるなら――」

     熱を帯びて語りだした指揮官だったが、

    「――お話し中、すみません。ひと通りの見回り、完了しました」

     不意にかけられた涼やかな声。

     その声の主を認めて、指揮官が破顔してみせた。

    「ご苦労さま、コンテンダー。ごめんね、面倒な役まかせちゃってサ」

    「とんでもない。『現在行っている仕事に全神経を注ぎなさい。太陽光線も、焦点が合わないと発火させることはできない』ですよ。部隊ではわたしのセンサが一番鋭敏でしょうから、自然な役割分担です……と、ところで」

     そこまで言った麗人の顔に、照れ笑いが浮かぶ。

    「あの……指揮官? そんなに視線を上下に往復されるのは、ちょっと」

    「ふむ、さすがコンテンダー。自分の資質をよく把握してるネ」

     得心したようにあごをさすりながら、指揮官がにまと微笑んだ。

     コンテンダーが身に着けているのは、ターコイズブルーのホルターネックワンピースだった。ハイレグにカットされていて、しなやかな脚がすらりと伸びている。露出は少ないが、そのぶんしなやかな肢体の輪郭がよく映えて見える。しかし、単純な見た目のよしあしでなく、動きやすさを考えた機能的なものだということが、そのシンプルさから窺い知ることができた。

    「は、はは。ありがとうございます。あの、そろそろ見つめるのを止めていただけると」

    「いやいや、これはこれはなかなか味わい深い。もうちょいじっくり……」

     浮かれ気味の指揮官に、G36が大きく咳ばらいをしてみせた。

    「こほんっ。指揮官? 一応、これ作戦中なのでしょう?」

    「そうですよ、あのお嬢様の護衛が任務なんですから」

     二人からたしなめられると、指揮官はむすっと顔をしかめてみせた。

    「……いや、完全にバカンスのつもりだったんだけど、議会のエライさんが横やり入れてきてサ。上の方でシャンシャンと話がまとめられて、あの〔リトルミス〕のお守りというか遊び相手というか、ついでに護衛というか……」

     ひとしきりぼやいてから、彼女は肩をすくめてみせた。

     ついでに出た大きなため息は、諦め半分納得半分のようだった。

    「まあ、結果的にはよかったかも。遊びってのは誰か誘ってくれる相手がいないと始まらない。きみ達だけでは盛り上がらなかったかも……案外、あのお嬢さんとつきあうのは、スオミにとっても、きみ達にとっても、いい気晴らしになるかもネ」

    「……気になさっておられたのですね」

     申し訳なさそうなメイドの声に、主はあっけらかんと答えた。

    「きみ達があんな顔で帰ってきたら、そりゃあね」

     そう言うと、指揮官はグラスを手に取り、ストローで一口吸ってから、

    「しかし、〔リトルミス〕か。懐かしい響きだな……」

    「懐かしい、ですか?」

    「なんでもないヨ。さーあ、お仕事お仕事ッ」

     飄々とはぐらかす指揮官に、人形二人はそろって顔を見合わせるのだった。

     


     

    「……こういうのは苦手ですよ……」

     プールの端に腰かけながら、スオミはぼやいた。

     水中から出てビキニ姿をあらわにするのがなんだかはばかられて、FALが持ってきたヨットパーカーを借りて羽織っていた。白い薄地のヨットパーカーは少女の躯体には少し大きいようで、袖が余ってぶかぶかしている。裾が長めになって腰あたりも隠せるのはありがたかったが。

    「ヴィーフリったら、あんなになつかれてるなんて……」

     スオミは悔しそうにつぶやいた。

     視線の先、ヴィーフリと〔リトルミス〕が黄色い声をあげながら賑やかしくしている。護衛、もとい遊び相手をまかされた人間の女の子。メンタルモデルの年齢が近いのか、あるいは意外と面倒見がいいのか、ヴィーフリは上手く話題をあわせて、お嬢様を楽しませているようだった。

     自分の本来の任務はこんなところではないはずだ。

     鉄血と銃弾を撃ち合う、鋼色と灰色の戦場。そこがいるべき場所ではないか。

     そんな思いと同時に、「どんなことでも任務はこなすべきでは」とも思う。

     つまるところ、自分は生真面目すぎるのだろう……

     スオミは、いまの状況にしっくりこない原因に思い至ってしまい、顔をうつむけた。

     ――あの地下の暗闇で遭遇した異形の敵、ワイルドハント。

     ちょっとしたためらいを衝かれて、データリンクを強いられたことが、少女の思考回路に暗い影を落としていた。自分の中の大事なメモリに土足で踏み込まれ、大切な人への想いを覗き見られてしまったのだ。

     そして、スオミのメモリを覗き込んだ骸の主は、こう告げた。

    『キミの想い人が消えたら、キミはどうするのか』

     あのざらざらした哄笑が、いまだに聴覚素子の奥に残っているようだ。

     本当ならこんな不用心な場所で、このような浮かれた姿をして幼女と戯れてなどいたくない。安全な基地にあって、愛用の銃を携えながら、指揮官のそばに張り付いていたい。仲間たちは「あまり気にしない方がいい」と言ってくれたが――ワイルドハントが少女の深奥を覗き込んだとき、少女もまた骸の主の心の闇を垣間見たのだ。

     灼けるような妬みと羨望。そして、荒野に吹く風塵のような寂しさ。

     ワイルドハントはとても飢えていて、それが満たされるならどんなことでもやりかねない危うさを感じさせた。あの時の言葉は単なる捨て台詞ではない。あちらからの断固たる襲撃宣言だ。そのことは指揮官にもさんざん訴えた。

     なのに――あの人は。

     少女はプールを挟んだ向こう側にいる彼女に、目をやった。

     指揮官はかなり気合の入った水着をお召しだが、椅子に座って、テーブルに置いた端末を前になにやら忙しいそうだった。いまはどうやら通信中らしいのだが、普通に声を出している様子なのに、会話がまったく聞こえてこないのはどういうことか。

     それに、いま目にしている指揮官は、普段とは少し違って見える。

     つかみどころがなくて、へらへらした態度。それがいつもの彼女だ。

     それが、いまは普段の軽やかさが少しぎこちなく、どこかこわばった顔に見えた。

     見慣れない彼女の表情は、見ている少女の感情パラメータもざわめかせた。

    (……あの人も、あんな顔をするんですね……)

     少女はプールに下ろしていた脚を上げると、膝を抱いて身体を丸めた。

     立てた膝に顔を半ばうずめ、話し込んでいる指揮官をじっと見つめる。

     そんな益体もないことを始めて、どれだけぼうっとしていたのか――

    「――お姉ちゃん! ねえ、スオミさん!」

     幼い声がそばで響き、少女は思わずびくりと躯体を震わせた。

     いつのまにか思考回路がアイドリングになっていたらしい。

     あわててセンサを認識領域に戻して顔を向けると、〔リトルミス〕がすぐそばまでやってきていた。チェリーピンクの可愛らしい水着を身に着けた、まだまだ幼い女の子。スオミをじっと見ている彼女の両手には、コーンに盛られたアイスクリームが握られていた。

    「あのね、コンテンダーさんがアイス持ってきてくれたの。そしたら、ヴィーフリちゃんがね、スオミさんへもっていってあげたら、って――はい、どうぞ!」

     満面の笑みで差し出されたアイス。

     スオミは愛想笑いを浮かべながら、受け取った。

    「あの――ありがとうございます」

    「いしし。どういたしまして」

     幼女は照れ笑いを浮かべてみせたが。

     しかし、ヴィーフリたちのもとへは戻らず、なぜかスオミの隣に腰をおろした。

    「え、あの……?」

    「あなたとおはなししたいのっ」

     無邪気に幼女はそう言った。スオミが戸惑って向こうをみると、クーラーボックスの傍らに立つコンテンダーとヴィーフリがこちらに向けて、苦笑いを浮かべているように見えた。コンテンダーは親指を立ててうなずき、ヴィーフリは軽く目配せしてみせる。

     途方に暮れたスオミが、自身のかたわらへ視線を戻すと、

    「えへへ……おいしいね」

     アイスにかぶりつきながら、喜色満面の幼女。

     スオミは軽くため息をついた。どうやら相手にしなくてはいけないらしい。

     この子を見ていると、感情パラメータがふわふわ変動して落ち着かない。

     だが、難敵相手に理由なく逃げ出したことがないのは、スオミの矜持だった。

    「お話、ってなにをですか?」

     城門の守りを固めつつ、おずおずと発したスオミの問いに。

    「うん、あのね。お姉ちゃんってすきなひといるの? いるよね?」

     いきなり城門を破城槌でノックされたかのような言葉。

     質問ではなく、あからさまな確認に、

    「な、ななななな……」

     スオミは自分の顔が赤くなるのを感じていた。熱を帯びた疑似生体を冷やそうと循環液の放散が始まりかけ、ほんのりと頭から湯気が立つ。

     いけない、いつもの悪い癖が。

     少女はあわててぶんぶんと頭を振って空冷させると、

    「えっと――ど、どうしてそんなこと聞くんですか?」

     精一杯の作り笑いで返してみせた。

     それに対して幼女は満面に笑みを浮かべて、

    「だって、さっきからあそこのひとをずっとみてるんだもん!」

     幼女が指さした先。

     きわどい水着姿の少女の主が、端然と座している姿があった。

    「は、はわわわわ……」

     ノックどころではない。ものの二撃めで城門が破られた。

     スオミの感情パラメータが仔鹿のように跳ねまわり、たちまち頬は朱にそまった。

     ぼしゅっとかすかな音がして、少女の頭から湯気が立ち昇る。

     手にまで伝わった熱が、受け取ったアイスクリームをとろとろと溶かしていく。

    「あ、あ、あのですね、違うんです、そんなんじゃないですよ。あの人はわたし達の上官なのに、いつもちゃらんぽらんなので、仕事してるか見張って――」

    「ひはは、うっそだぁ!」

     必死の弁解は、幼女のこともなげな言葉で完璧に迎撃された。

    「だって、あなたのめ、パパがママをみるときのめにすっごくにてるもん!」

     迎撃されたどころでなく、追い打ちとまでに城内に大砲が撃ち込まれる。

     ぐぬぬとスオミは口を曲げたが――ここは作戦を変えるべきだろう。

     軽く咳払いして、表情を整えると、〔リトルミス〕に訊ねた。

    「お父様とお母様、仲がよろしいんですね」

     さりげなく向けた言葉のつもりだったのだが、

    「うん……」

     スオミの発した問いに、幼女はしょんぼりとしてしまった。

    「え、あ、あの? 違いましたか? す、すみませ――」

    「ううん、そうじゃないの」

     幼女はふるふるとかぶりを振ってみせる。

    「ママ、いつもあたしにやさしいけど、なんだか、ちょっとズレてるの。パパのおはなしだと、ちょっとびょうきなんだって。『二人でママを元気にしような』ってパパのくちぐせなの。ときどき、ママはおにわのベンチにすわって、となりをさすりながらないてるの。そのときのパパのめが――とてもやさしくて、ちょっとくるしいような……うん、そう」

     幼女がこくんとうなずいて、言った。

    「あなたが、あのひとをみるときのめが、パパにそっくりなの」

     言われて、スオミは虚を衝かれた思いだった。

     話を聞く限り、完全に幸せな家庭とは言えないらしい。

     ただ、母親に対する、〔リトルミス〕と、父親の愛情は深く伝わってくるようだった。

     しかし、自分も同じように、指揮官を見ているのだろうか?

     あの、困らせてばかりの、迷惑しか知らない人に?

     そこまで考えて、スオミの思考パルスが不意に駆け抜けた。

     もしも――あの道化師めいた行動に、裏付けがあるとしたら。

     自分をはじめ人形たちに、いつもちょっかいを出すのに動機があるとしたら。

    「……あの人は……かまってほしいんでしょうか」

     そうつぶやいた時、スオミの認識領域に、不意にあるイメージが浮かんだ。

     床に座り込み、顔を手で覆って泣きじゃくる、小さな小さな女の子。

    (――いまのは?)

     はっと気づいた矢先には、イメージはたちまち消え失せていた。

     ただの想像? それにしては、あまりにも……

    「――お姉ちゃんのみずぎ、とってもかわいいいよね!」

     不意に〔リトルミス〕からそんな言葉がかけられる。

     物思いに沈んでいた少女は、またも奇襲をうけて面食らった。

     アイスクリームを持っていた手が思わず傾く。

     放熱でだいぶゆるくなっていたアイスが、ぽたぽたとプールサイドに落ちた。

    「あ、は、はい……ありがとうございます」

    「まっしろなビキニって、お姉さんすごくにあってる!」

     幼女が屈託のない笑みで称賛する。

     なんだか気恥ずかしくて、スオミは体を小さくして、パーカーの裾を手でつまんだ。

     ぐい、と少し引っ張って、隠そうとする。

     その様子に、〔リトルミス〕が、むうと顔をしかめてみせる。

    「だめだよ、もったいないよ! おんなのこの〔かわいい〕はつよいんだから!」

     謎理屈だが、その言葉は強烈な圧だった。

    「それに、きになるひとに、ちゃんとみずぎをみせていないでしょ?」

     今度は思わぬ伏兵。スオミの城砦はもう陥落間近だった。

    「うぐ……そ、そうですけど……」

     少女は言葉に詰まった。更衣室では部隊の皆に見られたものの、そこまで気にはならかなったのだ。水着もあくまで機能性重視、色もカラフルよりはホワイトがなんとなく好みにあったまで。

     だが――指揮官の姿を視界に認めた途端、なんだか気恥ずかしくなった。

     ビキニなんて、自分の肢体を見せつけるようではないか。

     純白だなんて、いかにも指揮官が好みそうではないか。

     そして、ふと気づいてガラスにかすかに映った自分の身体は――

     清楚で真面目というには、ちょっと艶めきすぎるように見えた。

     だから、なるべくあの人から距離を取って、見られないようにした。

     何を言われるか、怖かったから。何を言われても、恥ずかしいから。

     人形が恥ずかしいなんて、本当にどうかしているとは思っていても。

    「〜〜〜〜ッ」

     スオミはもごもごしながら、顔を真っ赤にしていた。

     頭から湯気が立ち昇りっぱなしだ。

     これは躯体の欠陥ではなかろうかというぐらいに。

     その時、パーカーの袖がくいと引っ張られた。

     小さな手で袖をつかんだ〔リトルミス〕が、にぱっと笑う。

    「みせてあげたら? よろこぶとおもうなあ」

     幼女の提案に、少女はしばしためらい。

     ややあって、自分の胸に手を当てると、大きく息をついた。

     もやもやするのなら、いっそ思い切った方がいいのかもしれない。

    「……うん、そうですね。ありがとう……あの人に見せてきます」

     スオミは〔リトルミス〕に微笑み、すっと立ち上がった。

     その拍子に、すっかり忘れていたアイスがぼたっと、

    「あ、おちちゃった……」

    「わわわ、ごめんなさい! せっかく持ってきてもらったのに」

    「いいのいいの。スオミお姉ちゃんって」

     幼女がこましゃくれた笑みを満面に浮かべた。

    「アイスをわすれるぐらい、あのひとのことがすきなんだね!」

     少女は顔を真っ赤に染めて――幼女に白旗をあげたのだった。

     


     

     少し時間はさかのぼって。

     スオミが悶々としながら、プールの向い側からこちらを窺っていたとき。

     指揮官はといえば、端末に指を踊らせつつ、時折わしゃわしゃと白っぽい癖毛を指でかき回していた。人形たちが見れば、いつになく真面目な様子に驚いただろう。それが気づかれないのは、普段の行いと、いま着ているきわどい水着のせいだったが。

     不意に、端末で電子音が鳴った。奏でる旋律はショパンの〔子猫のワルツ〕である。

     指揮官が応答のボタンを押すと、端末のモニタに、一人の女性の姿が映った。

     薄い赤銅色の髪、不健康に白い肌、隈のできた目。

     そして頭に謎のケモミミ。何かを警戒するかのようにぴこぴこ動いている。

     指揮官が手を振ってにぱっと笑ってみせると、その女性は不機嫌きわまる声で、

    「――回線、切るわ」

     その言葉に指揮官は、笑顔半分困り顔半分で表情をひきつらせた。

    「だーっ、ペルシカ先輩! それはつれない! だいたい、通信入れてきた方が回線つないだ瞬間に切っちゃうなんてちょっとありえないですよッ」

    「わたし、あなたの先輩じゃないわ。アカデミーでも繋がりないでしょう」

     むすっとした声で、ペルシカ博士――16LABが誇る奇才は続けた。

    「わざわざヘリアンから丁寧にことづてされたら、よりによって貴女の持ち込みネタだなんて。とりあえず解析だけはしてあげて、午前中ずっと、話した方がいいかメール撃ち込んで済ますか、悩みに悩んで。お昼に猫ちゃんに相談したら『にゃあ』と上機嫌だったから、猫に免じて話してやるかと思ったら」

     ペルシカの頭のケモミミがぴくぴくっと震えた。

    「通話相手がキレッキレの派手な水着姿で、どう見てもプールサイドにいるなんて。予想の斜め上すぎて頭が痛くなるじゃない。どこのブランドよ、そのアブナイの」

    「かの有名な〔ハニー・アンド・ディア〕ですが」

    「……それアパレルじゃないわ。アダルト系のショップブランドじゃない」

    「ふむ、そんなに目の毒なら、音声オンリーにしますか?」

    「ダメ。貴女と話すときは表情をモニタしておかないと。そのペルソナから、平気で人をだまくらかす言葉が出るんだから」

     そう言うと、ペルシカは手元に置いていたマグカップに口を付けた。

     一口すすると、ほうと息をつき、表情を改める。

    「言うだけ言ったら落ち着いた。それより、そこで話して大丈夫なの?」

    「秘匿性なら問題なく。このプール、夜は紳士淑女の社交場になっていて、プールサイドはスポットごとに遮音フィールドを張れるんです。ちょっと大きな声であえいでも平気な仕様でして」

     指揮官がちろっと舌を出して笑んでみせると、ペルシカのケモミミがしょげた。

    「……実地で経験済みってわけか。相手はまた可愛い女の子?」

    「とても愛らしい声で啼く、しなやかな身体つきの子猫ちゃんでした」

    「猫に例えないで。次やったら貴女の端末に蹂躙型ウイルスぶちこむわ」

    「はいはい」

    「――じゃあ、本題に入りましょうか。ええ、さっさと済ませましょう」

    「どうぞ」

     指揮官もまた表情を改める。紫の瞳に真剣な光が宿っていた。

    「といっても、あなたが後から送ってきた〔二つめの資料映像〕と〔あくまでも個人的見解〕ってやつの添削だけどね――あなたの人形たちが見たっていう、悪趣味なオブジェだけど」

     ペルシカがすっと目を細める。

    「つくりは粗雑だけど、人形のメンタルモデルのインストールシステムだと思う」

    「あー、やっぱりそうですか」

    「ほら、なにが〔個人的見解〕よ。自分でわかっているんじゃない」

    「いやあ……先輩なら、別の可能性を見つけてくれるかと」

    「ご期待にそえず、おあいにくさま。つけくわえるなら、コレ」

     じっとりした目つきのまま、彼女のケモミミがぴんと立った。

    「どこかの誰かさんがアカデミーの夏休みにこっそりこしらえて、界隈で問題になったやつにとっても構造が似ているんだけど、どう思う?」

     質問の姿を借りた、詰問。

     指揮官が顔を手で覆って、軽くうめいた。

    「ああ、先輩もご存じでしたか。そっかー、やっぱりそっかー」

    「そっち界隈じゃ『スラノーヴァヤ・コーシチのアカデミーにヤバイやつがいる』って有名だったもの。てっきりIOPに来て研究所入りするんだと思っていたら、よりによってグリフィンの現場指揮官とか。研究所のどの部門に入るのかってオッズまで出ていたのに、とんでもない予想外で大負けしたヤツが多かったわ、あの時は」

     ペルシカの言葉に、にっと指揮官は笑ってみせた。

    「で、先輩はその勝負で大勝ちしたわけですネ」

    「ええ。貴女の熱意がどこから来るのか、ちょっと古いニュースを漁れば容易にわかるじゃないの。フィールドワーク――いえ、〔実地実験〕がやりかったんでしょう?」

     指揮官がすっと目を細める。

     それまでのどこかおどけた調子が消え失せ、平板な声で言う。

    「さすが先輩、ご慧眼ですね。そこまで分かっていて止めなかったんですか」

     画面の向こうでペルシカが肩をすくめた。ケモミミがぴくぴくと揺れる。

    「ほーら、その顔よ。貴女の正体はそれ。『人間なんてだーれも信じてやしない』っていう、ただの駄々っ子。いまだにちゃんとした〔人間の友人〕なんて一人もいないんでしょう?」

    「仕事の同僚ならいますが」

     さらっと答えた指揮官に、ペルシカはふんと鼻を鳴らした。

    「職場仲間は所詮、仕事のつきあいよ。会社を離れたら関係なんて切れるわ。そうじゃなくて、貴女がどこに行ってどんな目に遭っても、手助けしてくれたり話に乗ってくれる友人がいるのかって言ってるの。いないんでしょ? 作りなさい。貴女が本格的にダメになる前に」

    「ははっ」

     紫の瞳がきらりと光る。一瞬、照明を反射したのか。

     それとも、かすかに涙で潤んだのか。

    「いまさら、できるわけありませんヨ。それにわたしには可愛いあの子たちがいます」

    「人形は人間関係の代わりになんてならないわ。現に――」

    「――なりますッ……私は知ってるんだっ」

     指揮官の声は、小さく、低かったが、明らかに怒気を含んでいる。

     そんな彼女を見るペルシカのまなざしは、どこか冷ややかだった。

    「ほら、本音が出た。結局、貴女はあの日の証明がしたいだけなのよ」

    「私の人生をどう使おうと私の勝手です」

    「そんな言葉、あんたの記憶の中の〔彼女〕が聞いたら悲しむと思うわよ」

     ペルシカがさらっと言うと、指揮官はがくっと顔をうつむけた。

     小さな声でぶつぶつとつぶやく様子に、モニタ越しの博士がため息をつく。

    「言い過ぎた。悪かったわ」

    「先輩はすぐそうやって私をいじめる……」

    「貴女の弱点に詳しいだけ。それより話題を変えたいけどいい?」

     ペルシカがコンソールに指を踊らせると、ある画像がモニタの一画に表示された。

     継ぎはぎだらけの顔。つなぎ合わされた異形の躯体。

     ワイルドハント――そう名乗る〔敵〕。

    「コンテンダーだっけ、その子が引いた〔レギオン〕の例えはいい線行ってると思う。貴女の薫陶のおかげ?」

    「どうでしょうね。彼女との普段の会話は、ちょっと意識して話していたのは確かですが」

    「たいしたものね」

    「おほめに預かりまして」

    「ほめてない、あきれているの――まあ、聖書の〔レギオン〕は群れとなって蠢く悪霊だけど、あながち間違いでないと思う。ワイルドハントと名乗ったやつは、自分の躯体はあるけど、それはあくまでもマニュピレーターやスピーカーでしかない。たぶん、これの本体は有象無象のダイナゲートの群れにあまねく遍在しているんだと思う」

     ペルシカの見立てに、指揮官がこめかみを指で押さえた。

    「なるほど――じゃあ、完全に駆除するには、ヤツが潜んでいるダイナゲートを一網打尽にするしかないわけか……」

    「そう、そして一匹でも残っている限りは、時間をかけて再生する。ただ……」

    「なんです?」

     目をぱちくりさせる指揮官に、ペルシカは指摘してみせた。

    「……ワイルドハントがやっていたことって、たぶん他の人形のメンタルモデルの強奪だと思うのよ。でも、別人格を自分の中に取り込むって、どう考えてもまともじゃない。こいつが何を目的としているか分からないけど、たぶん普通の人形ならあと三体ほど。特別な人形なら――そうね、まるっと一体ぶん取り込めば、自我を保てなくて、ほどなく自壊するんじゃない?」

    「……なにが言いたいんですか」

    「簡単な話よ。ワイルドハントはスオミにご執心なんでしょう? 彼女をいったん引き渡して食べさせれば、勝手に滅ぶわ。あとはバックアップからスオミを復元すれば一件落着よ」

     それを聞いた指揮官が目をつり上げた。

     拳が白くなるほど固く握りしめ、震える声を抑えながら言う。

    「先輩……いくらなんでも言っていいことと悪いことがありますよッ」

    「まともな価値判断ならそれが合理的っていう、一般論よ。命を失ってもバックアップからメモリとパーソナリティを復元すれば蘇る。それが人形だもの。命の替えがいくらでも効くのが、いまの社会で人形がここまで普及した理由。でしょう?」

    「――――ッ」

    「まあ、貴女にはできない相談よね。メモリとか、パーソナリティの雛形とか、そういうところを見ているわけじゃないだろうし……でもね」

     ペルシカはモニタ越しに指揮官をじっと見つめて、言った。

    「それならなおのこと、貴女はIOPの研究所に入るべきだった。そうしたら、こんな厄介な亡霊なんかに手を焼かなくて済んだのよ」

    「亡霊……ですか」

    「ええ。気づいているんでしょう? 貴女の夏休みの工作を真似っこして、貴女があの時ためらってやらなかったことを平気でやってみせて、貴女が手塩にかけている人形に執着するなんて――どこからどうみても、過去の貴女がどこかで落とした種が、いまになってグロテスクに花開いたようにしか見えないじゃないの」

     指揮官は何も答えない。ただ、白い顔で口を一文字にぎゅっと結んでいた。

    「まあ、専門家と〔一応先輩〕の意見はここまで――ところで聞き損ねたけど、なんでまたプールなんかにいるわけ?」

     ペルシカがケモミミをひょこひょこ動かしながら訊ねる。

     指揮官はひとつ大きなため息をつくと、答えた。

    「議会でIOPの代理人になっている有力な議員さんがいるでしょう? その娘さんのお守り役と護衛役をねじ込まれたんですよ。もともとうちの休暇で使うつもりが、俺の娘にも使わせろーって。あとは基地司令なんぞの及ばぬところでまとまって、休暇がとんだ接待になっている次第で」

    「ふうん……議員さんの娘さん、ね。うーん……」

    「どうしました?」

    「ああ、なんでもない……なんかラボで聞いた話がひっかかって。なんだったかしらアレ」

    「補助金とか、予算取りがどうのじゃないんですか」

    「……そうかも。議員の娘さんへの贈り物とかの話だったような……」

     言いながら首をかしげるペルシカに、指揮官はにやっと笑ってみせた。

    「――なんだ、IOPの研究所だって、割と世知辛いじゃないですか」

    「当の子守りになってる貴女に言われたくないわ……それより、用心なさい」

     モニタの向こうで、ケモミミがぴんと立ってみせる。

    「ワイルドハントがダイナゲートに遍在してるなら、同水準のドローンならクラッキングも容易でしょうよ。思いもしない形で、貴女たちに危害がおよぶかも――それじゃね」

     最後にぴょこっとケモミミを立てて、ペルシカの姿はモニタから消えた。

     指揮官はどこか胡乱な視線で、そのまあモニタをみつめていたが――

    「……あれかな。『蒔いた種はいずれ刈り取らねば』ってやつなのか」

     自嘲気味の声でひとりごちた。

     その時である。

     指揮官の視界の端に、白いパーカーと、むっちりした少女の脚が見えたのは。

     

    後編へ続く

    コメント
    コメントする








     
    Calendar
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    282930    
    << June 2020 >>
    Selected Entries
    Categories
    Archives
    Recent Comment
    • 鹵獲! 鹵獲!
      Cattail (03/21)
    • 艦これファンジンSS vol.7 「アイドルと最古参のギグ」
      Tico (02/08)
    • 艦これファンジンSS vol.7 「アイドルと最古参のギグ」
      Lumina (02/08)
    • 艦これ クリスマスシーズン!
      Tico (01/11)
    • 艦これ クリスマスシーズン!
      Lumina (12/20)
    • 艦これファンジンSS vol.6「デライト・ティーパーティ」
      Tico (12/01)
    • 艦これファンジンSS vol.6「デライト・ティーパーティ」
      Lumina (12/01)
    • 艦これファンジンSS vol.5 「記憶を抱きしめて」
      Tico (10/26)
    • 艦これファンジンSS vol.5 「記憶を抱きしめて」
      Lumina (10/26)
    • 艦これファンジンSS vol.4 「命短し恋せよ艦娘」
      Tico (10/01)
    Recent Trackback
    Recommend
    吉田の日々赤裸々。3 ゲームデザイナー兼取締役の頭の中
    吉田の日々赤裸々。3 ゲームデザイナー兼取締役の頭の中 (JUGEMレビュー »)
    吉田直樹
    FF14の吉田PDの雑感コラム、最終巻! ゲームの裏側、仕事の作法、企画の考え方、そしてゲーム屋さんとしての生きざまなど、今回もうならせる内容です。
    Recommend
    吉田の日々赤裸々。2 プロデューサー兼ディレクターの頭の中
    吉田の日々赤裸々。2 プロデューサー兼ディレクターの頭の中 (JUGEMレビュー »)
    吉田直樹
    FF14のPにしてDである吉田直樹氏が四方山話を語る連載コラム! 開発の裏側から仕事のやり方、ゲーム業界への意見など、その話題は実にワイド!
    Recommend
    吉田の日々赤裸々。 『ファイナルファンタジーXIV』はなぜ新生できたのか
    吉田の日々赤裸々。 『ファイナルファンタジーXIV』はなぜ新生できたのか (JUGEMレビュー »)
    吉田直樹
    FF14を文字通り「建て直した」プロデューサー兼ディレクターである吉田直樹氏の連載コラム! FF14新生の裏側がこれ一冊でよくわかる?
    Recommend
    Recommend
    Eorzean Symphony: FINAL FANTASY XIV Orchestral Album【映像付サントラ/Blu-ray Disc Music】
    Eorzean Symphony: FINAL FANTASY XIV Orchestral Album【映像付サントラ/Blu-ray Disc Music】 (JUGEMレビュー »)
    ゲーム・ミュージック
    FF14を彩る珠玉のBGM、そのオーケストラコンサートの様子を収録の一本! あの思い出の曲が大迫力でよみがえる!
    Recommend
    ハヴ・ア・グレイト・サンデー(1) (モーニング KC)
    ハヴ・ア・グレイト・サンデー(1) (モーニング KC) (JUGEMレビュー »)
    オノ・ナツメ
    「ACCA13区監察課」のオノ・ナツメが送る、日常系ゆるやかストーリー。初老の作家と彼の息子、そして娘婿が織りなす、たのしい日曜日の過ごし方。
    Links
    Profile
    Search this site.
    Others
    Mobile
    qrcode
    Powered by
    30days Album
    無料ブログ作成サービス JUGEM